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お稽古場のコンセプト

新しいお稽古場を作るにあたり、主に2つのことをコンセプトにしました。

1:和の雰囲気を感じること。
2:前橋のまちなかの賑わいに貢献できること。

​ 1つ目は、やはり日本の楽器のお稽古場として、和の雰囲気を出すことは外せません。そしてその中に、シンプルながらも落ち着きや明るさを感じられる様に、設計士さんにお願いしました。

 2つ目は、前橋のまちなかの中心に造るので、ただ単に自分たちだけが使いいいだけではなく、まちの賑わいなどに寄与する建物を目指しました。幸い、前橋には「前橋アーバンデザイン」というしっかりしたプランがあります。そのコンセプトに沿った設計をすることで、まちなかにプラスになる建物としました。

 具体的に、前橋アーバンデザインの中で取り入れた要素を説明します。

・屋内外のつながり促進:セットフロント・開口・配置 → 道路に面して、お稽古場と家内の仕事の部屋を設けました。そして、それぞれに道路から直接入れる扉を設け、そして大きなガラス窓で、中が見えやすくなっております。

・屋内外のつながり促進:夜間や閉店時 → 道に面してお稽古場などが配置されているので、夜間までお稽古などをしている時には、照明が付いています。また、お稽古終了後も、屋内に常夜灯を設置し、建物内部が真っ暗にならないようにしました。また、外部にはタイマー付きの照明を設置し、25時までは外部照明が灯っております。それらにより、前の道路が飛躍的に赤r区なりました。

・地上階の賑わいの創出:用途・出入り口 → 前述した様に、1階道路沿いにお稽古場と家内の仕事部屋を配置し、直接出入りできるの様になっております。

そんな2つのコンセプトを、限られた予算の中で実現できました。







 
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まちなかに忽然と現れる、和の建物。
1階左側がお稽古場、右側が家内の仕事部屋となります。
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夜間も、室内の灯りが屋外に漏れ、そして柱には25時まで点灯する照明を設置。
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夜間も、前の道路を明るく照らします。
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